呼吸と身体とエトセトラ

ことこと家ヨガスタジオ(涌谷/富谷)

一生付き合う自分の身体

身体は生きている限り一生一緒に過ごすもう一人の自分。
身体と呼吸と心は連動してます。
だから身体を居心地の良い状態にケアすることはとても大切。

身体にアプローチして、呼吸が深まり、心が穏やかになっていく。

現代は身体を動かすことが、動かす範囲がとても少なく小さくなっている。

姿勢も崩れ(重力に対して)、結果、肩こりや腰痛、自律神経の乱れなど、いろいろな不調が起きやすい。

「やらねばならない」という意識はアウターの筋肉を働かせ(特に首肩周り)、
「やりたい!」という内側から出てくる意思はインナーの筋肉が活性化(骨盤底筋群に連なるインナーユニット)される。

そんなことも姿勢に関係してくる。

姿勢が良いというのは、見た目が美しいというのもあるけど、整っている姿勢(然るべき筋肉がちゃんと働いてくれている)は呼吸が自然と良い状態に導かれていく。

だから姿勢はとても大切。

筋肉大切。

何もムキムキに鍛えるとかではなく、そう、然るべき筋肉がちゃんと働いていて、そこあんま使わなくても良くない?っていうところが必要以上に働かないようになっているのが良い。

呼吸のメインで働く横隔膜も筋肉だ。

身体に対して無意識&無頓着だと、自分の身体なのに身体のことを実はよく知らない。

何も筋肉に詳しくなるということではなく、

「こういう風に立つと胸が内側から広がるんだな」とか、

「ここを使うと身体が安定するんだ」とか、

「無意識で肩に力が入っているんだ」とか、

「呼吸でこんなに自分のマインドが変わるんだ」とか、

そういうことをヨガを通して感じてもらえれば嬉しい。

それが増えていくことで、少しずつ身体や心が軽くなったり楽になったりするから。

ヨガのアーサナの練習は、自分自身の取扱説明書を身体を通して読みといていくようなもの。

一生付き合う自分の身体。
大切にお付き合いしていきたいものです。

 

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ウシュトラアーサナ。土台を力強く安定させ、気持ちよく胸を開く。腰で反らないように....。