今年から学び始めた呼吸・整体スクール。
先生は元々鍼灸師さんで長年治療に携わってこられましたが、現在はスクールの講師を主にされています。
スクールには鍼灸師さんや整体師さん、ヨガやピラティスのインストラクター、理学療法士さんなどいろんな方が学んでいます。
どんなことを学んでいるか。
大雑把に言うと、呼吸を通して心身を整え自分に適った人生を送る技術。
息の乱れは生き方の乱れに繋がり、自分自身や周りとの不調和に繋がります。
息が身体を介して生き方までスッと繋がっていく事を体感していく学びとでも言いましょうか。身体のこと、心と身体、意識の状態、自分の在り方、それら全てに呼吸が関わってきます。
先生はこれはヨガですとは言わないけど、非常にヨガ的だなぁと感じます。
(先生はヨガにも精通されています。おそらく)
息が乱れない所作、身体、ひいては自分の扱い方。
息が整いやすい身体の状態をつくる身体調整、動きと呼吸のワーク、呼吸法や瞑想。
最終的には日常生活での息が整うことで、不調が起きづらい身体、自分に適った生活、自分らしく生きるという在り方にまで繋がっていきます。
とてもおもしろい学びです。
今まで解剖学や運動力学なども勉強して身体の仕組みとか働きを学んできましたが、呼吸・整体スクールでは解剖学的な勉強はほぼありませんし、そう言った専門的な単語もほとんど出てきません。(でも解剖学的視点での質問には解剖学的に答えてくれます)
これが〇〇筋肉でこういう働きで、こういう筋膜連結があって、筋膜とはカクカクシカジカで、反り腰の人は〇〇筋を緩めて〇〇筋を強化する、といった解剖学的分析や知識は学ばないけど。
だけれども。
そんなことを知らなくても身体の働きや仕組みが自分の身体で体感できる。これまで学んできた知識が、
「あ、こういう事なんだ」って理屈じゃなくて身体でわかる。
これは自分でもびっくり。
身体が教えてくれる。
そんな感じ。
身体が教えてくれるから身体に聞けばいい。それが自分に一番適っている答え。
誰かが教えてくれる情報や知識が自分に適しているとは限らない。
だからこれが正しい、とか正解はなくて。
ただそれが自分に適っているかどうか。
適っていないものを選択し続けていれば人生は虚しくなるし、
適った道を歩んでいれば手応えのある人生になっていく。
そんな学びです。
まだまだ学び途中なので私も模索しながらなのですが、スクールの学びでこれはいい!と感じたこととかレッスンに活かせるものはちょこちょこと取り入れております。
生徒さんの反応も良いですし、喜んでもらえているで私も嬉しい。
まだまだ学び始めたばかりですので、この先もとても楽しみです。
呼吸を整えたければ動きを整えること。
動きと呼吸は不可分です。