呼吸と身体とエトセトラ

ことこと家ヨガスタジオ(涌谷/富谷)

ずっと元気で動ける身体

年齢を重ねてもずっと元気で動ける身体でいたい。

そういう思いでヨガやピラティス、もしくはジムなどに通われる方は多いと思います。最近思うのは、動ける身体でいるためには二つ必要なことがあること。

・ひとつは筋力。これはもちろんですしイメージしやすい。

・もう一つは身体の動かし方。どのように動いているか。これはちょっとイメージしずらいかも。

同じ動きでもどこを基点に、どこから動き始めるのかで身体の状態が変わってきます。

わかりやすく言うと、同じ動きでも呼吸が詰まる、浅くなってしまうような動き方、呼吸が通る動き方、力みにつながってしまうような動き方、力みが抜ける動き方、といったイメージです。

同じ前屈の動きでも、人によって、

腰を丸めて動き始める(呼吸浅くなる)
股関節から動き始める(呼吸通る)
頭から突っ込むように倒れていく(詰まる)
胸から突っ込む(浅くなる)

力む動きは呼吸が詰まります。楽な動きは力みなく呼吸もスッと通ります

と本当に十人十色で動き方にも個性、、というか癖?があるのです。

これまで前屈が苦しかったという方でも、動き方を変えたら、
「あら、楽ちん」 みたいなこともその場で起こります。(この動きやすさ動きづらさには筋力はあまり関係ない事が多いです)

力みがなくなり呼吸がすっと通る動き方は、軽く楽に動ける感覚がありますし、動き終わった後、呼吸が深まりやすい。
逆に力んでしまい呼吸が詰まるような動き方は、動きづらさや頑張らないと動けない、といった感覚が生まれやすく、動き終わった後、息が上がりやすい傾向があります。

 

なので。

筋力も必要ですが、同時に軽く楽に動ける動き方(身体の扱い方)を身につけなければ片手落ちと言ってもいいほど、どのように動くかも超大切です。

ニャンズたちは動きの天才。ほんと惚れ惚れします。