4~5年ほど前、呼吸のことをもっと知りたいと思って本を読んだりして調べていた時期があり、その時に呼吸整体師、鍼灸師でもある方の呼吸の集中講座を受けたことがありました。
それはいわゆるヨガの呼吸法ではなく、シンプルに呼吸という現象を知り、どれくらい私たちの身体の状態に深く影響を与えているのか、楽な呼吸とは？など呼吸を知るための講座でした。
ヨガというフィルターのない呼吸を通した身体のお話はとてもおもしろく、ただよくわからない部分もあり、引き続き学んでいきたいと思ったのですが、タイミングを見計っているうちにコロナが始まったりなどして、遠のいていました。(何せ東京でしか呼吸のレッスンがなかったので)
ただその先生のブログはずっと読んでいて、いつかはこの先生の下でちゃんと学びたいという思いを細々と抱えていました。
(その先生は鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、整体師、ヨガ・ピラティスインストラクター等、身体に関わる専門職に従事している方向けのスクールを運営されていて、めちゃめちゃ興味はあったのですが、その時は何故だか自分にはまだ早いと感じていたのでした)
ちょうど一昨年からパーソナルヨガ で解剖学・運動解剖学・基礎疾患学などを学び、個々の身体に応じたレッスンを提供できるようになるための勉強をしてました。
そういった身体の仕組みを改めて学んだ上でパーソナルやグループのレッスンで皆さんの身体を見ていった時に、姿勢の崩れや何がしかの不調がある時、やっぱり呼吸(内側の状態)が肝なんじゃないかと半ば確信し、とうとうあの先生のところで学ぶ時が来た、と意を決したのでした。
スクールではまず一年かけて呼吸が整うとはどういうことなのか、呼吸を通して心身が調和するとはどういうことなのかを体験、体現していく自己実践メソッドの修得。まずは自分に腑に落とす。希望すれば2年目は体現した事を人に伝えるためのコーチスキルの修得。
人を見る前にまずは自分から。そこに一年。すごくないですか？
そしてその呼吸というのは、呼吸法もありますが主に対象とするのは日常での呼吸、日常の動きです。なぜなら呼吸と動きは切り離せなく、かつ今の自分をつくっているのはこれまでの日常での自分がどう在ったか、なのだからです。
一日に2~3万回繰り返している呼吸。呼吸と動きが変われば身体が変わる。体が変わればマインドや思考や体調にも変化が現れます。
スクールの開始は６月なのですが、早期学習といって、もう入学を決めている人は学び始めまちゃいましょう、というなんともおおらかな先生の考えで、ボチボチと学びが始まっています。
まだ始まったばかりですが、既に大変楽しいです。
自分の中での変化や感じたことなど、ちょこちょことこちらであげていきたいと思います。
24時間死ぬまで休むことのない呼吸....。
