昨年末から学び始めていた、JPYA(日本パーソナルヨガ 協会)の講座。
解剖学、運動解剖学、基礎疾患学、アーサナ、ピラティス基礎など学びます。
今年の2月にベーシック に合格し、アドバンスコースを受講していました。
5月にアドバンスの試験がありましたが、筆記は合格、実技不合格でした。
実技は受講生同士でペアを組んで、短いパーソナルセッション(40分)を実際にやります。
相手の主訴を聞いて(腰に違和感があるのをどうにかしたいなど)、身体のアライメント、過去の運動歴、既往歴、現在の生活スタイルから、その原因を推察し、リリースやエクササイズでアプローチします。そしてその結果どんな変化があったのか。それらを全て第三者が見てもわかるようにSOAPと呼ばれる経過を記録するシートを作成します。
いくらレッスンの内容が良くても、SOAPの記入ができていなければ不合格になる。
1回目の試験では、SOAPが書けてない、、という自覚があり、そして予想通り不合格となりました。
追試は追加の費用もかかりますし、東京へ行かねばなので、交通費もかかります。二度目は必ず合格せねば...と、とにかく勉強を重ねて場数を踏み、SOAPを書く練習を繰り返しました。
追試では、セッション内容は良かったと講師の先生におほめ頂きました。SOAPは前回よりかはしっかり書けた。が、反省点も思い浮かび、ちょっとわからないな〜〜〜という感じでした。
結果が来るまでなんとなく落ち着かず、やっと結果通知の郵便物が届くも、しばらく放置。(なんだか受かってる気がしなかったので)
意を決して開封してみたら、合格!
思わず、「やった!」と声を発しました。
いや〜〜〜〜、本当にほっと一安心でした。
パーソナルヨガ。
人の身体は基本的な構造や仕組みは同じですが、でもそこに生活習慣や運動習慣、思考パターン、性格、性質などがいろいろ加わり、身体の状態は千差万別でこういう場合はこう、という「正解」はありません。同じ腰が痛い、でも全然違うアプローチになったりします。(でも大まかなパターンはある)
そしてセッションを重ねて、いろいろな方の身体を通して、接していくうちに感じるのは、やはり人は有機的な生き物であるということ。
日々いろんな事を感じながら生きていて、日々変化しているという事。
季節や時間、その時のその人の感情、環境に身体は反応します。だから同じ人でも常に全く同じ状態というのは無い。
そして、そこにはもちろんセッションを提供する「私」の在り方も少なからずとも影響します。来られる方にとっては私の存在は環境の一因になります。
私がイライラしていればそれは来られる方に伝わり、不要な緊張を作り出します。その方の身体もそれに反応します。その逆も然り、です。(イライラの逆という事)
来られる方が少しでも良い状態になって帰って頂きたい。そこには自分の在り方も関わってくる。ではどうするか。
ということで、また新たな学びに入っていくのであります.....。
ここら辺の話はまたの機会に。