呼吸と身体とエトセトラ

ことこと家ヨガスタジオ(涌谷/富谷)

ゆらゆらごろごろ

最近クラスで取り入れている ゆらゆらごろごろ。
無理なく身体がいい感じでほぐれて、身体が楽になったり軽く感じられる。
そして身体が動きやすい状態になっている。

ストレッチやマッサージではなく

デスクワークかつリモートワークかつ歩かないなどの三拍子、もしくはどれか二拍子が揃うとやっぱり身体がガチガチに感じられると言う現象が起きてきます。
初めてレッスンに来られる方でもそういう訴えの方も多く、そういう方にエクササイズとか筋力を発揮するようなものを取り入れると、必要以上に身体に力が入って緊張が強くなる傾向がある。

もちろんストレッチとか何か道具を使ってマッサージ的なものもいいのだけれど、う〜ん…となっていた時に、ゆらゆらごろごろして身体を緩めて整えるということをされている方がいて(リセットムーブメント)、これは! ということでやってみたところとても良き。ちょっと新たな感覚もあったりして興味津々。

その方にコンタクトをとって直接オンラインでレッスンを受けたりして身体に落としてからレッスンに取り入れ始めました。
(リセットムーブメントに関してはまた改めて)

そうすると良いのですよ。
ストレッチやセルフマッサージよりも良い。
(セルフマッサージやストレッチはやりすぎてしまうこともあり加減が何気に難しく、違うところをマッサージしてたとか伸ばしてたということもままある)
何よりもいいのは道具がいらなくて一人でも簡単にできる。全然難しくない(コツはある)。何より身体が勝手にちょうど良いところに整えてくれる感がある。


楽とか軽いと感じられる身体とは

身体が楽とか軽く感じられる、というのは呼吸が通って身体に余分な力みがない状態。
これは柔軟性や筋力はあまり関わりなく、その時の身体の状態、どのように動いているかに関わってきます。
いくら柔軟性があっても呼吸が通っていなかったりまた呼吸と動きがチグハグだったりすれば軽いという感覚はなくなります。また身体からの声とか反応を聞くことなく身体を動かす(思考優先になっている状態)ことも余分な力みや緊張を生み出す要因になります。

その軽いとか楽ちんとかいう居心地の良い感覚を何度も体験して身体に馴染ませていく。
その感覚を大切にしながら動く。
そうすると変に力みが入った時に違和感とか嫌な感覚が生じるので気付きやすくなる。
気づけば何がしかアクションを起こせます。対処できる。

力みが常態化しているとそれが普通になっているので、力んでいることに気がつけない。でも一度軽さと味わうと力んでいたことに気がつけます。

それは日常生活でも活きていくかと思います。すごく大きく言うと生きやすさにも繋がっていく。
身体が楽で軽く感じられると自然と動きたくなりますし、行動が億劫にならなくなる。
本心ではやりたい、と思ってもそれを思考でストップさせることも身体の力みに繋がります。

レッスンによってはゆらゆらごろごろの後に簡単な呼吸法をやって、そこから太陽礼拝をすると、めちゃ軽っ!となっています。

などなど、軽さを味わうって大事だなぁと私自身最近のレッスンでしみじみと感じております。

ぜひご自宅でも寝る前とかゆらゆらごろごろしていただいて、居心地の良い感覚を身体に染み渡らせて頂ければと思います。

 

ゆらゆらのイメージ。水とか木のしなりとか。

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ごろごろのイメージ。螺旋の動き。

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動く時にイメージを持つのもおもしろい。