ロルフィング10シリーズ セッション2。
セッション1の様子はこちら
[ロルフィング10]セッション1 - ヨガ と ひつじ @ことこと家
[ロルフィング10]1-2 - ヨガ と ひつじ @ことこと家
セッション2のテーマは「大地に根付いた足」
10シリーズについてはこちら。
足はとても大切です。
何せ、身体を支えている接地面は足裏のみです(立位では)。ヨガでも足裏の使い方(足裏のどこで床を押すかとか土踏まずを引き上げるとか)はうるさくいいます。
また、足の状態がよろしくないと、腰痛や肩こりの原因にもなっていきます。
ということでセッション2では、主に足へのアプローチ。膝から下、そして足首、足の甲など。
前回のセッション後の様子など(セッション1-2のブログで書いた内容)をロルファーの大友さんに伝えたので、まず仙腸関節あたりへのアプローチがあったり、臨機応変に足以外も見てくれます。
いつものごとく、ただ身体に触れて、身体をみていきます。特に押したりはなく(時々、身体の状態によっては圧をかけられますが)、足を淡々と触っていきます。
片足へのアプローチが終わったあと、1度立ってみて、左右の足裏の感覚、地面への接地の仕方などを観察。アプローチ終了した方の足裏は接地面が大きく、柔らかく地面にふわっと密着している感あり。左右で安定感が違う。
足首の回り具合も、回りづらかった所の詰まり感がとれ、だいたい左右同じ感じでスムーズに大きく回るようになってたり、着々と身体が整えられていく感じです。
そろそろセッション終わるかな、、という頃に、再び骨盤周囲、胴体、首へのアプローチが始まりました。左仙腸関節にアプローチされている時に、左の頬骨あたりがふわっとしてきたというか、前回の奥歯周辺の口の中の空間が広がったのと同じ感じで広がってきた。「あ、ここも詰まってたんだな、、」と感じると同時に、「骨盤に起こる事は頭蓋にも起こる」というようなことをセッション中に聞いていたので、「そうか、仙腸関節と頬骨あたりの関節がリンクしているのだな。仙骨と蝶形骨はリンクしているというから、なるほど、それに繋がる関節同士がリンクしてるのはもっともだな」と、自分の身体を眺めていました。
で、首の後ろにアプローチされているときに、眉間の内側あたりに、なんと形容していいのか、内側から暖かい粒子が表面に向かってぷぁーっと広がっていくような感覚が。それがひとしきり終わると、ひといき深い呼吸が、すぅ〜〜〜、ふぅ〜〜〜、と起こって現象がおさまっていく。で、その粒子が広がっていると同時に大友さんが、「そう、そう〜〜」と言っている。
続いて、どこをアプローチされていたのか覚えてないのですが、今度はさっきの暖かい粒子がみぞおちの辺りから胸郭内に広がって、また深い呼吸と共におさまっていく。と同時にまた大友さんが、「そう〜、そう〜〜」まるで私の身体の内側で起こっている事が見えているかのように私の身体に相槌をうっている。
この人はいったい何ものなのだろうか、、と心の声。
で、不思議なことに、この暖かい粒子が広がっていく感覚っていうのが、なんていうかすごく優しくて、心地良くて、ちょっと感動的というか、ほんとに少し涙ぐんで、なんなのだろうこの体験は??と自分で驚いていました。
セッション2では、骨盤回りや胴体にはあまりアプローチしないらしいのですが、身体に呼ばれるとアプローチせざるを得なくなってしまうと大友さん。で、骨盤から胴体、首とアプローチしたらしいのですが、結果的にチャクラ調整らしき事になったようです。
なるほど、あの、暖かい粒子が広がる感覚ってチャクラと関係していたんだと妙に腹落ち。エネルギーレベルの変化はあの粒子の感覚なのだなと、今のところは自分で勝手に感じています。
この10シリーズは最終的には身体全体の統合をうたっています。その統合というのが、具体的に何の統合なのかよく分からず漠然としていたのですが、それはもちろん、物質的なレベルでの統合(全身の筋肉や内臓や膜などの物理的な組織の繋がりが良くなる)もあると思うのですが、なるほど。物質的なレベルとエネルギーレベルでの統合も含んでいるのだなと、このセッション2を受けて感じました。
エネルギーレベルでの統合も含むとなると、単純に物理的なものの統合をして、動きやすくなりました、とか身体の不調がなくなりました、よりももっと壮大なテーマになってくるよな、、ロルフィング。といった感じです。
ロルフィングって、何かひとつ掴みきれない感があったのですが、なんとなく、なんとなく、その掴みきれない部分が垣間見えた気がしました。
あ、でもね。
チャクラ調整が入ったけど、その後何か変わったかと言えば、そんなに変わった感はないです。地味ーには変わってはいるのかな??
それにしても。
人の身体とめちゃくちゃ仲良くおしゃべりしてる感のある大友さんを羨ましく感じると同時に、ちょっとジェラシーを感じるのは一体何なのでしょう?笑
生命は基本、生存のため良くなる方向(自然治癒とかホメオスタシスとか)に向かうのが本能としてある。だとしたら、その良くなる方向を手助けしてくれる何かしらの存在を見つけると、身体ってその存在にめっちゃ話しかけたりするのかな?、というのが今の疑問。
その存在が邪心や何かしらの意図をもってアプローチしたら、身体はその存在に対して閉じていくのかな?、とか。何も喋らない。
大友さんがよく口にするのは、ただ手を触れるだけ。良くしようとか、これはこうだからこうとかジャッジもしない、と。ただ身体の声にじっと耳を傾ける。
これを読んでいると、大友さんてもの静かであまり喋らないイメージが湧きそうですね。。
でも実際はめっちゃ喋ります。神戸にも住んでいたことがあるとのことなので、時に関西弁でめっちゃ喋ります。お話し好きの気さくなお兄さんといった感じです。
まだあと8セッションある。
めっちゃ楽しみです。
ことこと家 ロルフィングスタイル