呼吸と身体とエトセトラ

ことこと家ヨガスタジオ(涌谷/富谷)

【ロルフィング10】セッション8&9

ことこと家ヨガスタジオでは月に一回、山形からRolfinghouse festaのロルファー、大友さんに来ていただいて、ロルフィングのセッションを行ってもらっています。
既に9回が終了し、残り1セッション。

ロルフィングの詳細はこちら。

www.rolfing-festa.com

 

8〜10は統合のセッションでレシピがないと言います。1~7はそのセッション毎のテーマのレシピがありますが、8~10はないそうです。その時に、必要と思われるところにアプローチをして全体を統合していくと。

 これまでロルフィングを受けてきた感覚だと、ロルフィングは身体だけではなく、身体よりももうひとつ繊細なレベルのエネルギーの身体?にも働きかける、とても繊細なワークでもあると。
なので、全体の統合と聞くと、身体の全体の統合はもちろん、エネルギーレベルとの統合も(むしろそっちがメイン?)というくらいに、スピリチュアル要素強なセッションになるであろうとワクワクしていたのですが、なんとこの8,9セッションにきてやたらと即物的な、めっちゃ痛いセッションになりました。

 

ここしばらくずーっと右膝の内側が痛くて。あぐらになると痛くて、蓮華座ができなくなっていました。歩くのとかは支障なく。一度、どこかの、脚部に触れるセッションの時にアプローチしてもらって、その時は良くなったのですが、また痛くなって。

ヨガをやっていると痛いところがない、というふうに思われがちなのですが、あります。痛くなるというのは身体のアライメント(配置)が良くない状態でアーサナをとっていると、そこに負荷がかかり痛みとして現れます。そういう時は自分の身体の使い方をよくよく観察します。で、これかなーと思い当たる節を改善すれば、その痛みはなくなったりします。

なので、この膝の痛みも使い方が間違ってると思い、お世話になっているヨガの先生に聞いてアドバイス頂いたりして、気をつけていたのですが、でもやっぱり痛みがとれなくて。

前回、セッション8の時に膝を主にやってもらって、その時は大分良くなったのだけど、やっぱり使い方が良くないので練習するたびに痛くなり。正しいアライメントでの使い方は頭にはあるのですが、そのように筋肉が働いてくれない、思うように思うところに力が入らなくてミスアライメントになってしまう...という悪循環。

ということでセッション9もほぼ膝に集中。大体大友さんのロルフィングはほぼ触れているだけのソフトタッチが多いのですが、膝とそこに繋がる腿、臀筋、大腰筋、腸などの膜にじわーーっと圧をかけられ、めっちゃ痛い。でもグイグイ押したりせず、ゆっくりじんわりと、そしてどんどん深層部に入っていくと痛みが和らいで緩んでいくのがわかる。

もう最近は正座ができないくらいに痛かったのですが、なんとか正座ができるまでに。
助かりました....。

やはり、ミスアライメントの状態で筋肉がセットアップされているので、まずは緩めてもらい、ラインを整え、そして新たに正しいアライメントで使って筋肉を再教育していくというプロセスが必要のようでした。
大友さんは以前、整形外科勤務、そしてプロアスレティック選手の専属トレーナーの経験もある方なので、リハビリ的な身体の使い方も教えて頂き、命拾いした感じです(大袈裟)。

最後の方は、いつものソフトタッチのセッションに戻り、穏やかな時間に。
そして最後、「お。通った。」という通った感があり(もうこれは通った感としか表現できない)、その瞬間に視野が少し明るくなり(目は閉じていますが)、そして呼吸が今までにない感じで広がって(深まるのとはちょっと違う感覚)、より意識がクリアになった感がありました。こういうのとても興味深いです。

 

現在、セッションを受けている人は私含め6人。

次回、皆、10セッション終了です。

皆のロルフィングを受けての変化や感想のシェア会的なものをやる予定です。
ご興味ある方もご参加頂けるようにする予定です。

日時は改めてご案内いたします。

 

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からだの専門家、大友さん。