先日、栗原方面へ行った帰りに、蕪栗沼でマガンのねぐら入りを見てきました。
マガンのV字隊列、涌谷、大郷では見かけるのですが、富谷では見かけず....。通勤の途中でタイミング良く、隊列を組んで、クヮークヮー鳴きながら飛んでいるのを見られると嬉しくなります。
夕暮れ時の美しさ。
日没頃からあちらこちらからこちら目指してやってきます。とても賑やか!
小さな黒点たちがマガンたちです。湖面にも。
気温は2°(体感は氷点下)、風が冷たく、湖に降り立って寒くないのかと勝手な心配。
川などに住んでいる小さいカエルなどの生き物は水の温度が適温なので、人間の手のひらは熱すぎるから手で触れないように。そんな事を思い出したり。
みんな沼に帰ってきて、夜が深まっていきます。
待っている間、刻々と空の色が変わり、その色のあわいが美しく、穏やかな感動で満たされます。
その静けさと鳥たちの賑やかさのコントラストがなんとも言えず微笑ましく。
こちらは宮城に越してきてすぐの頃に見に行った、マガンの飛び立ち(早朝)です。ものすごかったです。この時もねぐら入りを見ました。
どんだけ好き?なのってな感じですが。笑
東京で飛んでいるのは、カラス、スズメくらいなので、このマガンたちのV隊列を初めて見た時は新鮮でした。
それと白鳥が普通に田んぼにいるのにも驚いてました。
この地球にはいろんな生き物たちが暮らしている。人間もそのほんの一部に過ぎない。皆、地球の恩恵を受けて生きている。
そんな風に自然に思えたありがたい時間でした。