2~3年前に右膝の内側を痛めたことがあります。
なんか痛いな〜と感じているうちに、胡座ができない、正座もできなくなりました。これはいよいよやばくなった、という時にちょうどロルフィングのセッションがあり、ロルファーの大友さんに「この膝をどうにかしてほしい!」と頼んで、足を重点的に施術してもらいました。
特に揉んだり押したりしてないけど、お陰様で正座はできるまでに回復し、胡座も痛いけど前よりはマシになり、ホッと一安心。
(病院に行ってないからあれなのですが、症状的には鵞足炎かな?と)
良くはなったものの、、、深いあぐらを組むと痛い、アーサナの練習をすると痛みが増すこともあり、そこから自分の身体を細かく観察するようになりました。
右足が軸のバランスポーズがぐらつきやすく、弱いなぁと。
よくよく観察すると、左足の足底のアーチが落ちやすく、膝がニーイン(屈伸で膝が内側に入る)している。
左足のアライメント(股関節〜膝〜足部の骨の配列)が良くないことで膝に負担がかかっているのだな..と。
そこから足部のアライメント、構造が重要なんだなという事に気がつき、足部のエクササイズを取り入れ始めました。
後、痛みはだいぶ無くなったものの、膝の曲げ伸ばしの時に内膝のところで「こりっ」と音が鳴る。。
そんな時に、今学んでいるパーソナルヨガの美穂先生のパーソナルセッションを受けました。私は骨盤が後傾していて、かつ重心が右足に流れている、などなど、自分の身体を客観的に見てもらいました。
普段の生活でも骨盤のポジションに気をつけて動くようにしていたら、音が鳴る回数も減ってきました。というか正しいアライメントで動けば音が鳴らないし、痛くならない!(普段の生活ではヨガの時のように身体のポジションそんなに意識してない..)
骨盤が良いポジションというのは、股関節周囲の筋肉等がいい感じで協力し合って(筋出力ができてる)、バランス良く動けている状態です。
その経験から、ほんとにアライメントって大切なんだ,,,としみじみと感じました。
そう、それから片足立ちのバランスポーズでグラグラと大きくぐらつく方は強めの外反母趾や足底のアーチが作れておらず扁平足状態になっている方が多いです。
そういう方は足部の剛性を高めて、インナユニット(骨盤底筋につながるインナーマッスル)の連動を高めることで、安定するようになっていきます。
いつもバランスポーズが大きくぐらついて好きじゃない、、、とか、自分だけできない、、、とか、できない事がネガティヴな感情に繋がらないように、ちゃんと身体を見て、できる限り適切なアドバイスやキューイングをお伝えできることも大切と思っています。
私の足部
⇩①ただ足を置いているだけの状態。軽度の外反母趾・扁平足気味。足部の剛性低め。
②指を開いて(パー)、土踏まずを引き上げて、足底の筋肉ONの状態。足部の剛性高め。
①は踏ん張れない状態。これで片足立ちはぐらつきます。
②はしっかりと地面を踏みしめられる。この足底のアーチが骨盤底筋と連動して、インナーユニットの働きを強めていきます。地面を押せるし、上に伸びることができる。
股関節をサポートする臀筋の働きも足底アーチの引き上げを助けてれます。
なのでレッスンではまず、足をほぐして動かして、足への意識を高めてから全身を動かすような流れにしています。
良いアライメントで動くことが、必要な筋力の維持にも繋がりますし、関節への負担も減らしてくれます。
一生共に過ごす自分の身体。
ご自愛していきたいものです。