呼吸と身体とエトセトラ

ことこと家ヨガスタジオ(涌谷/富谷)

[ロルフィング10]セッション1

さぁ、まずはセッション1〜自由な呼吸〜です。

ロルフィング10シリーズについてはこちら↓

東北 山形|ロルフィングハウス フェスタ|ロルフィング

 

まずは立った姿勢で身体のアライメントの確認。そして寝っ転がった姿勢で首や肩関節、股関節などの可動域をチェック。

そしてセッション開始。

大友さんのロルフィングはソフトタッチです。ほんとにただ身体に触れてるだけ。

そのタッチに身体が反応するらしいのですが、あまり体内に動きを感じないところもあれば、微かに反応したり、面白いくらい動き出す所があったり(そんなに大きくは動かないですが)。

すると、その反応に大友さんが反応して、さらにその反応に身体が反応して、そしてさらに、、、のやりとり。まさにセッション。即興のボディワーク。

ロルファーの方がただ触れているだけなので、身体の内側の微細な反応に意識が届きます。これが押したりなどの圧がかかると、その微細な反応を自分でキャッチできなくなる。なるほど、、、だから触れているだけなのね、と納得。自分で自分の身体で起こっていることを、脳が認識することが大事なんだそう。

 

おおよそ1時間半くらいの間、大友さんが身体の声を聞いてくれます。身体は身体でちゃんと聞いてくれる人がいるので、安心してか、ここぞとばかりにか、言いたいことを言い出す感じです。で、言い分を聞いてもらった身体は、なんというのか解けていくという感じ。内側にスペースができて、耕した土のようにふかふかしていくような。

 

セッション後の身体に結果として現れた変化は、骨盤周りがふかふかになり、だいぶ動きやすくなりました。実際に股関節の稼働域も広がり、仙腸関節にあった詰まっている感覚が解けました。

仙腸関節の詰まり感はここ何年もあって、ヨガの時のこの身体の使い方が原因だろう、と自分で予測を立てて気をつけていたのですが、なかなか改善せず、今回のセッションでそこが緩んだことで、ヨガの時ではなく、日常生活できゅっと締めている癖がある事に気がついた。(でもやっぱりきゅっと締める癖が抜けないようで、また少し詰まってる感が戻ってきたけど、あ、今きゅっと締めてる、と気がつくようになった) あとは、呼吸が大分深まりました。肋骨下部の広がりが大きくなった。自分の呼吸を、うぉーーー広がるーーー、と嬉々として観察してました。でも、呼吸はセッション4の骨盤底筋群へのアプローチで本格的に広がるという事で(骨盤底筋群は横隔膜と共に同じく、呼吸に深く関わる筋群です)、まじですか?! これからまだ深まるんですか!!?といった感じです。

 

まだまだ書きたいところですが、、、長くなるのでまとめ。

 

身体というのは、「私」とはある意味別のものであって。身体の使い手である(と思っている)「私」がこれまで好き勝手に生きてきた蓄積が身体にはあって(例えば、デスクワークばかりなので猫背気味とか、いつも緊張ばっかりしてるから浅い呼吸になっているとか、ハードワークで寝不足なので頭の奥がいつももやもやしてるとか)。身体はもしかしたら勘弁してくれよとか、もうちょっと優しく扱ってよとか思っていたり。その、身体の使い手が聞いてくれない身体の声を、優しく、丁寧に聞いてくれるのがロルファーの大友さん。

で、身体は言いたいことを言ったら満足してふっと元の状態に戻っていく、、、。(その言いたい事が不快感として身体に現れていたとしたら、それがふっとなくなるような)

そんな感じです。

 

いやー、次回もどんなセッションになるのか楽しみです。

 

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次回もよろしくお願いいたします。

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年末にセッションを予定しています。

ご興味ございましたら、お気軽にお問合せください。

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