呼吸と身体とエトセトラ

ことこと家ヨガスタジオ(涌谷/富谷)

パッシブとアクティブ

パッシヴ。
消極的な、平和的な。受動的。

アクティブ。
自分から進んで働きかけるさま、積極的な、有効な。能動的。

なんとなくアクティブは良くて、パッシブは良くないみたいなイメージがあるようなないような。どうでしょう?

これをちょっと拡大解釈してみて。

何かを得に行く(アクティブ)。
既にあるものを受け取る(パッシブ)。

二元相対となるとどっちがいいとか悪いになりがちですが、何事もバランスと言いますので、どちらも大切。(ヨガの教えでも二元相対に囚われないことが大切と教えてくれています)

バランスが大切なのと、背景(動機)も大切。

アクティブ。
何かを積極的に得に行く場合、純粋な”欲しい”という欲求と、不足感を満たすために得に行く(それを得られないと幸せになれない、みたいな)とでは雲泥の差がある。

純粋な欲求から行動する場合は、何かを得るための道中もきっと楽しい(苦労があったとしても)。 不足感から行動する場合は、多分得ようとすればするほど心の奥底では苦しくなる..。


パッシブ。
既にあるものを受け取るの場合、面倒だからやらない、あるもので我慢する的なものと、
もう充分に今あるもので満足している、充足感を味わって今あるものをありがたく受け取っているとでは雲泥の差が。

面倒だからやらない、の場合は、ある意味楽ちんなのだけどやらなければやらないどほど心が重たくなっていく...。

心が何か苦しい時って、上記が当てはまることがあるあるのような。

そして面白くて、自分が今どんな状態なのか、によって、そこから自分がどのように世界を見ているのか、も見えてくる。

 

「人間は自分の脳が認知したモノを世界として認知してるわけだよね。世界は、自分が認知しているものでしかないんだよ。」
これはチームラボの猪子さんの言葉です。

最近、パッシブという言葉を頻繁に聞く機会があったので、なんとなく記しておきました。

 

かわいい陰陽。