呼吸と身体とエトセトラ

ことこと家ヨガスタジオ(涌谷/泉区)

感じる力を育む

アクティブとパッシブ。
前回からの流れでアーサナのことなど。

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アクティブに動きながらもパッシブであること。

動きながらも身体からフィードバックされる感覚を感じて受け取る(パッシブ)。

動く方にばかり意識が向きすぎていたり、ただ漫然と動いていると身体を痛めやすかったり、力みやすかったり動きづらかったりとで動きが雑になりやすい。

動けば身体から何かしらのフィードバック(感覚)が浮かび上がってくる。
それをちゃんと受け取りながら、そして同時にそれを動きに還元するように動いていくと、力みも抜けやすく丁寧さが生まれ動きの質が変わってくる。

普段あまり身体を動かしていなく、全身で動くことに慣れていない方がヨガのレッスンに来られた時、最初は動くことで精一杯だったりするので、身体からのフィードバックを受け取る余裕がなかったりします。これは仕方がないこと。

でも動くことに慣れてくると、身体を感じ取る余裕も出てきて身体をより深く繊細に感じながら動くということができるようになっていきます。

そうすると動くことが楽しくなっていったり、身体の探究に繋がっていったり、自分をケアする力も育まれていきます。

身体の声を聞く、身体とコミュニケーションをとりながら動く。

ある意味、ヨガのアーサナ(ポーズ)の練習は身体とコミュニケーションをとる力を高めてる練習でもあると言ってもいいくらい。(もちろんそれだけではないですが)

自分の身体をどこまで感じられているのか、

自分自身とどこまで繋がっているのか。

身体を通して見えてくることたくさんあります。

身体の隅々まで意識を浸透させて、
その感覚に耳を澄ます。