呼吸と身体とエトセトラ

ことこと家ヨガスタジオ(涌谷/富谷)

ワークショップ in 岩手

今日は岩手までヨガのワークショップを受けに行っていました。

 

久々に朝日が昇る時間にでかけたなぁ。

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場所は水沢にあるヨガスタジオ。

初水沢。

京都から先生をお呼びしてのなかなかディープなワークショップでした。

内容は主に瞑想とヨガ哲学。アーサナも少し。アーサナは少しだけだったのですが、でも、でも、でも、ちょっと新鮮な感覚を得ました。

 

瞑想も、奥深く。

これまであいまいにとらえていたところが、少しクリアになったり。

な~んかこれまで腑に落ちていなかったところが、腑に落ちそうなところまでいったり(まだ落ちてはいない)。

ま、後は実践あるのみなのですが。。

 

ヨガ哲学も、、、決して長い時間ではなかったのですが、内容が膨大というか、スケールが大きくちょっとくらくらしたり。

 

内容もお伝えしたいのですが、まとまらない。

というかそもそも言葉で説明できないところもあり。

 

いろんな事を受け取りましたが、あとは私が実践していくことで、クラスで生徒さんにもお伝えしていくことができるのかなと感じています。

 

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マーク先生と通訳のえりさんと友達とわたし。

 

楽しい先生だった。。

 

結構、爆笑したり。

 

 

今日のワークショップはじわじわと効いてきそうです。

 

 

今週も皆さんとヨガができるのを楽しみにしています!

 

 

 

 

 

 

 

 

腕はどこから始まっている??

クラスで生徒さんの身体の動きを見てて感じることがあります。

 

「背中と首が別々になっている」

 

え?背中と首って別々じゃないの??と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、背中と首は一本の背骨から成り立っています。

 

f:id:lemouton:20170301091224j:plain写真は「THE ARCHITECTURE AND DESIGN OF MAN AND WOMAN」より拝借。

 

背骨は骨盤を土台として、腰・背中・胸・首を貫いて頭に繋がっています。

そう、言葉で腰・背中・胸・首とパーツごとの名称があるので、なんとなく全部別のものという錯覚が起こりがちですが、それらは全部一本の背骨を幹として繋がっているのです。

 

クラスでやるキャット&カウといった背骨を動かしていく動きや、そのほかのアーサナ(ポーズ)でも、背骨の動きが背中の部分と首の部分で切れて連動していない方が割と多いです。もちろんその動きに慣れていないということもあるかと思うのですが、どうも背中と首は別というインプットやイメージからくるぎこちなさも見受けられます。ですので、クラスでは時々上の写真のようなものをお見せして、背中と首は繋がっているということをインプットしてもらってから動いてもらうこともあります。そうすると背骨の動きが良くなることもあります。

 

ほんとに人間というのは面白く、イメージやインプットひとつで動きが変わっていくんです。いかに脳を調整してくかもとても大切なんですね。。

 

あと、上の写真からも分かるように、肩甲骨(肩のあたりにある逆三角形のもの)は肋骨から浮いてついています。イメージだと背中にぴったりと張り付いているような感覚ですが、骨的には結構浮いているんです。もちろん骨と骨の間には筋肉やら脂肪やらなんやらがある訳なのですが、でも少し以外な感じがしません? 肋骨と肩甲骨の間にはスペースがあって、そのスペースは筋肉などのある意味柔らかい軟組織がついている。そう思って肩を感じたり動かしてみると少し肩が楽になるような、動きの質感が変わるような感覚がありませんか?

 

そしてもうひとつ。

 

腕はどこから腕ですか? 肩と腕は別々と思っていませんか?

写真を見るとわかりますが、腕は肩先で肩甲骨と鎖骨と関節で繋がっています。

肩と腕を別々のものと思って肩先から腕を挙げていくのと、腕は身体の背面では肩甲骨、前面では鎖骨から始まっているとインプットしてから腕を挙げていくのでは、挙がり方の感覚が随分と違ってくるかと思います。実際に腕を挙げると肩甲骨も鎖骨も一緒に動いていきます。

 

こういった身体の構造や仕組みを誤ってインプットしていることで、動きに無理がかかって不調が起きたり、本来のいきいきと動いていく感覚が損なわれたりすることもありますね。。

 

他にもいろいろあります。頭はどこからどこまで? とか。

 

ここらへんの事を詳しく知りたい方は、”ボディマッピング” や ”アレクサンダー・テクニーク” で検索すると、いろいろと出てきますよ。まぁ、解剖学といえば解剖学なのですが、解剖学だけではないところがおもしろかったりもします。

 

私もこれらの事は専門的に勉強したわけではなく、東京にいた時に通っていた整体スクールの先生がアレクサンダー・テクニーク講師もされている方で、ボディ・マッピングなどいろいろと教えて頂きました。結構、目からうろこなことも多く、多くの刺激を受けました。

 

人間っておもしろい。。

 

 

不思議な、心地の良い場所

先日、カデデ療術所にお邪魔してきました。

 

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この看板がなんともいえずにいい。

カデデという名前とこのカの大きさと文字の感じが。

 

カデデ療術所はイトオテルミーという民間療法を施術してくれる所で、金属の空洞の棒?の中にお線香の様な物に火をつけて入れて、その温まった棒?で全身をこすって、身体の滞りを温めてほぐしていくような療法です。

詳しくはこちらで。

www.ito-thermie.or.jp

初、イトオテルミー体験。

 

まずは身体の背面をくまなくこすられます。凝っているところや調子のよろしくないところは暖かい棒で点圧されたり重点的にこすられたりと、「そう、そこなんですよ!」というところを丁寧にケアしてもらえます。身体は正直で、触られるとわかっちゃうんですよね。。  

ヨガをしていると、凝っているところや痛めているところなんて無いと思われがちですが、デスクワークをすれば肩は凝りますし(笑)、痛めているところもあったりします。痛めているというのは、、、、ヨガのポーズには身体に結構な負荷がかかるものもありますので、身体のアライメント(身体の配置)や使い方があまりよろしくない状態で練習を続けていくと、関節に過剰な負荷がかかって痛くなることがあります。でも痛めることは悪い事ではなく(あくまでも自分に対してですよ)、痛めるということは身体の使い方や配置に間違いがあるということなので、そこから身体の使い方を検証して、アライメントを修正していくと痛みがなくなります。そこで勉強するわけです。なるほど、と。もちろん、こういう身体の使い方をすると身体を痛めますよ、ということも習いますが、習ったからと言ってそれがすぐに身体で体現できるわけではなかったりします。気をつけているつもりでもできてなかったということも多々あります。だから痛みは身体からの「間違ってますよ!」というシグナルなので、それ自体は悪い事ではないですが、痛みを無視して修正しないで余計悪化するのは良くないのかなと思います。

 

もちろん、生徒さんにはその自分の経験をもとにして、なるべく身体を痛めないようにとクラスを進めています。

 

で、カデデ療術所ではなんとヨモギ蒸しもやっているんです。ヨモギ蒸しは韓国に伝わる民間療法。ヨモギはお灸にもつかわれますね。

 

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一緒にカデデ療術所に行ったナミちゃん。よもぎ蒸し準備中。

 

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よもぎに蒸され中。笑

 

あまりにもシュールな姿に私は大笑いしていました。

 

そう、肝心の療術者のミナさんの写真を撮り忘れておりました。

 

療術中は私は眠りに入ろうと思っていたのですが、ミナさんとナミちゃんが良くしゃべるしゃべる。おかげで眠れませんでした。笑

 

今度はよもぎ蒸しをしに行こうと思います。

 

もしご興味あれば、スタジオに療術所の名刺置いてありますので、見てみてくださいませ。