呼吸と身体とエトセトラ

ことこと家ヨガスタジオ(涌谷/富谷)

5月スケジュール

5月のスケジュールを更新しました。

 

5月スケジュール

 

GWは3日(木)・4日(金)は特別クラス、「呼吸法を楽しむベーシックヨガ」開催します。いつものベーシックヨガの中でもう少し呼吸法に時間をかけて、呼吸が変わるとご自分の内側がどのように変化するのか、いつもよりもじっくりと体験してみたいと思います(身体もしっかり動かしますよ)。

 

呼吸法に関してはこちらをご参照ください。

kotoyoga.hatenadiary.jp

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 椿も満開。

 

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 インスタでもスケジュール等更新しております。

 

5月も皆様のお越しをお待ちしております!

 

呼吸の数と心の関係

先日のクラスでクラスの始まる前に生徒さんが、「今日、ためしてガッテンで肺ストレッチやりますよ。私録画予約してきたんです」と教えてくれました。一瞬、ハイ(high)のハイストレッチかと思い、ハイパーなストレッチ。。。い、痛い。。と頭をよぎりましたが、肺でした。

私もクラス前にあわてて録画予約。Tさん、教えて下さりありがとうございました!

 

内容は呼吸の数が減ると、いい事が起こるという内容でした。

そのいい事とは、

・血圧が下がる

・冷えの改善

・肩こり改善

・ストレス減

・快眠

 

といったように、呼吸の数が減ると身体の生体反応が良くなるとのこと。

 

普段私たちは一分間に15~16回呼吸をしています。

ストレスが多かったり、姿勢が悪いとさらに呼吸は浅くなって、呼吸の数は増えます(交感神経⤴︎)。

逆に、気持ちがゆったりしていたり、のんびりとしているとき、また、呼吸に使われる筋肉にアプローチして胸郭の動きを良くすることでも呼吸の数は減っていきます(副交感神経⤴︎)。

あと、頭の中の考え事が少なくなって静かになっていくと自然と呼吸数はへっていきます。(ゆったりのんびりしているときって、あまり考え事ってしてないですよね?)

 

ヨガでも呼吸はとても大切で、アーサナで心身を整えて、その後にプラーナヤーマ(ヨガ呼吸法)を行います。アーサナはいわば呼吸をしやすい身体をつくるために行うといっても過言ではありません。呼吸がスローダウンすることで頭の中も静まり、ご自分の内側を静かに保つ事ができます。ご自分の内側が静かになって初めて見えてくること、感じ取れることがあります。その事をヨガでは大切にしています。

 

じゃぁ、いったいどのくらい呼吸が減るの? と気になるところですが、、

 

ガッテンでは忍者の方が出演していましたね。。 その忍者の方は一分間に1回以下の呼吸数になる息長(おきなが)という術??を紹介していました。そこまで呼吸が減ると気配が消えるそうです。 

昔、中国武術を習っていた時に、「武術の達人は鼻の前にティッシュをかざしてもティッシュがゆれない」というまことしやかな話を聞いたことがあります。

相通ずるものがありますね。。

 

一分に一回以下はなかなかの練習が必要になると思いますが、一分間に6回くらいまでは、アーサナ→プラーナヤーマで減ると思います。練習を定期的に続けていけば一分間に2~3回ぐらいまでは苦しくなく自然と減っていきます。むしろ気持ちがいいくらい。(苦しいと感じながら呼吸の数を無理に減らしてもかえって逆効果になるので気をつけましょう)

 

あ、でも番組ではヨガに関しては触れられていませんでしたが。笑

 

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 ことこと家のお庭のしだれ桜。クラスの後に皆でお花見しました。

 

今頃ではございますが、ことこと家ヨガスタジオのinstagram始めました。最近、ブログの更新がゆったりとなっているので、インスタではもう少しせかせかと更新できれば(笑)と思います。

www.instagram.com

 

 今週も皆様のお越しをお待ちしております!

 

 

 

 

 

ふ く あ つ

腹圧。

漢字で書くとなんだかおもしろくもなんともない感じですが、ひらがなだとなんだか愛嬌があるように感じられますね。。

先日、NHKで血管の特集ありました。見た方いらっしゃいました??
なんと恐ろしい事に毛細血管が消えて無くなっていくという、ひえ~~!!な映像が流れていました。いろいろな理由が原因で(睡眠不足・糖分の過剰摂取、加齢など)、毛細血管への血流が無くなることで毛細血管が消えていくというゴースト血管現象。血管は細胞に酸素や栄養素を送っている役割があるので、消えた毛細血管の周囲の組織の機能が衰えていく→肌のたるみや臓器の機能の低下、骨粗しょう症認知症などをもたらすとのこと。

そりゃぁ、酸素と栄養がなければ生きてはいけないわな、、と思いつつ、だからって血管自体が無くならなくてもいいんじゃない??とそのシビアさに痺れました。使われない筋肉の機能が低下していくのと同じですね。。 さすがに筋肉は消えてしまったりはしませんが。。 

で、血管が消えてしまわないためには、もちろん睡眠をきちんととる、暴飲暴食をしないなどという生活習慣の乱れを正すことと、適度な運動で血流を促すのが大切とのこと。

で、第二の心臓といわれているふくらはぎを使って血流改善!(ふくらはぎの筋肉が伸び縮みする事で血管に圧が加わり血流が下から上へと登っていく)ということで、スキップが推奨されていました。で、もうひとつが深呼吸。深呼吸をして横隔膜を動かすのが良いと。
でしょ?でしょ?? やっぱり横隔膜よね、いいこと言うね先生、なーんてキャッキャしてたのですが、が、テレビではこの横隔膜を動かすことの大切さはさらっと流されて、ふくらはぎメインの進行になっていました。ちょっとがっかり。

この横隔膜の運動(横隔膜も筋肉)もかなり大切です。
もちろんふくらはぎの運動も大切だけど、横隔膜を使った呼吸をすることで横隔膜を含むインナーマッスルのユニット全体が働いて、腹圧がかかり、内臓にも刺激がいき血流が促されます。また横隔膜を動かす腹式呼吸をすることで副交感神経が活発になり、末端への血流も促されます。
いいことだらけ。

これは私の実感ですが、ふくらはぎを使うことで下半身末端からの静脈・リンパの流れが心臓に向かうのを助け、横隔膜を動かすことで体内に刺激を与え身体の内側からの血流を促す。外から内からといった感じです。どっちも大切ですね。

ヨガでも呼吸法やアーサナで横隔膜を動かして、腹圧をコントロールしていくことが大切だったりします。そこを意識するかしないかで、アーサナの深まりにも違いが出てきます。この腹圧というのはとても奥深いです。

ということで  ふ く あ つ 。

クラスでも愛嬌のある感じでいきたいと思います。

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スタジオのジャスミンの花が咲き始めました❤︎