呼吸と身体とエトセトラ

ことこと家ヨガスタジオ(涌谷/泉区)

一番身近なもう一人の自分

動いて感じて今の自分の身体に寄り添う。
今の自分の身体の状態を受け取っていく。

身体には普段の自分の生活が表現されています。

がんばりすぎているところ、動きの癖、
気分、思考性、その他もろもろ。。

自分では気がついていないことも身体には出ていたり。
身体はとても正直。

動いて身体に刺激が入ればその反応として必ず変化も起きます。

ただむやみやたらと動くのではなく、今の身体の状態を感じながら、そして変化をちゃんと味わって受け取る。

それがあるのとないのでは、同じ行為でもその質が変わってきます。(要は対象に対する丁寧さということですね)

身体は身体の摂理に則って働いているので、自分の頭で思う通りには働いてはくれません(歳をとりたくないと思っても身体は勝手に変化していくし、体調だって完全にはコントロールできない)。

ある意味自分だけど自分ではない存在。

ちょっとした違和感とか、なんかこれいいなとか、ピンとくる、とかは頭じゃなくて身体の感覚です。身体の感覚に鈍感になる(身体と疎遠になる)ほどこういうのがキャッチできなくなる。

 

もし仲良くなりたい人がいたら、その人をぞんざいには扱わないですよね?
何を考えているのかな?喜んでくれることは何だろう?と相手に寄り添おうとします。

それと似ていて。

 

身体という存在(もう一人の自分)を尊重してコミュニケーションをとっていく。
ある意味自然の摂理と自分をうま〜く調和させていくような。

そこが円滑になっていくと、いろいろと生きることがスムーズになっていく。


もちろん動いて体力UPとか肩こり腰痛解消とかも大切なのですが、それは結果の副産物みたいなもので、一番大切なのは一番身近なもう一人の自分といい関係でいられること。(いい関係でいるから肩こりが起こらない自分でいられる、とも表現できます)

 

レッスンは自分の身体とのコミュニケーションの時間であり、私もそこは大切にしたいと常々感じているところでもあります。

 

ということを、今年入っての初めてのレッスンで改めて感じたのでありました。

 

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冬も残り僅かですね。