呼吸と身体とエトセトラ

ことこと家ヨガスタジオ(涌谷/富谷)

身体の柔らかさ 身体との関係性

ヨガを始めてみようと思うきっかけが、自分の身体がかたまっている、もしくは硬い、と感じている方が多いなと感じます。

もしくはヨガと聞くと、「身体が硬いから、ヨガは無理ー」とおっしゃられる方も多いです。

私的には、
「身体が硬い人こそヨガをしてほしい」
と心から思います。

運動不足に限らず、
緊張癖がある、
不安感が強い、
ねばならない思考、
頑張りすぎてる、
呼吸が浅いもしくは呼吸を止める癖がある、
(これらを一言で表現すれば、交感神経が優位な状態でリラックスできていない)

これらも身体の硬さを作り出すひとつの要因になります。

本来働いていてほしい筋肉(インナーマッスル)が働いてなく、結果アウターマッスルが過剰に働いて硬さを生み出していることもあります。

そもそも。
普段あまり身体を動かさずに、自分の身体に意識を向けることが少ない場合、自分が身体をどういう風に動かしているのか、身体がどういう状態なのかをわかっていない、自覚していないことが多いです。

肩に力が入っていることにも気がついていない。(始終、肩に力が入っていれば肩は凝ります)  骨盤がどんな状態なのか、どんな呼吸をしているのか無自覚なことが多い。

つまり自分の身体とコミュニケーションがとれていない。
ということは自分の身体といい関係性が作れていないということです。

人間関係に例えると分かりやすいですよね。

誰か仲良くなりたい人がいたら、まずその人に興味を持つ。その人のことを知っていく。アプローチする。コミュニケーションを増やしていく。そして相手のことを知っていくことで関係性を深めていくことができる。そこには張り詰めた緊張はなく、リラックスできるムードがある。

相手に興味も持たず、知ろうともせず、ただ自分の思う通りに言うことを聞いて欲しい、動いて欲しい、ってなったらまず仲良くはなれないし、むしろトラブルが起こりやすい緊張感のある関係になるだろうなぁ、ということは簡単に予想できます。

身体との関係も同じです。

もし何か不調があるとしたら、あまり身体の声、身体からのサインを聞いていない、アプローチしていない、大事に扱っていない、ということも考えられます。
やはりそこには何かしらの緊張、硬さが生まれてきます。

何も身体をぐにゃぐにゃに柔らかくする必要はありません。

身体の使い方を学ぶのと同時に身体の声、身体からの微細な感覚を聞き、硬さを生み出している何かに気がついて、一つずつ緩めていく、手放していくのがヨガの練習になります。

何か硬さを手放したいと感じたら、ヨガのレッスンにお越しください。
ヨガが初めての方にも丁寧にお伝えさせて頂きます。

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