先日、箟岳山は箟峯寺で坐禅体験をしてきました。
箟峯寺の仁王像は、微笑の仁王像と呼ばれています。怖いはずなのになんとも愛くるしい表情。
大きいので迫力あります。
坐禅を指導してくださったのは箟峯寺西之坊の石川ご住職。
ご住職も身体が大きい。
御堂にて坐蒲(ざぶ。お尻の下に敷くクッションのようなもの)に座り、姿勢を整えスタート。数息観といって、ひたすらに呼吸の数を数えながら呼吸に意識を合わせていきます。100まで数えたらまた1から数え始める。
途中、チーンと音が鳴ったら100までいってなくてもまた1から数え始める。(たぶん意識が迷走してたらここで、"はっ!!"となる)
途中もちろん警策(背中をぱしっと叩かれる。でも痛くない)も入ります。(これも意識の迷走を防ぐ、もしくは迷走している意識を呼び戻す)
途中一瞬意識が遠のきそうになりながらも、ぎりぎり呼吸は数え続けられたとは思うのですが、、。
箟峯寺は山の上なのでとても静か。
風の音と鳥の鳴き声が身体にしんしんと入ってくる。
普段は気が付かないような音、聞き流している音が鮮明に聞こえてくるような感覚。
優しいお香のかおり。
五感を刺激されながらも、呼吸から意識をそらさず。
どんどん自分の内側が静かになるにつれて、やはり普段とは少し違う意識状態になります。自分の内側に集中力が高まっていく。が、途中意識が遠のいたり、、、そして戻ったり、、、を繰り返すときもあれば、集中状態が続くときもあり。
自分の状態がありありとみてとれます。
しかし、やはり意識を保ち続けるのって難しい。。
ちょっと油断すると、呼吸から意識は離れ、いつの間にやら頭の中で違うことをあれやこれやと考えていたります。
なんだかんだと35分座っていました。
流石に足しびれました。
ヨガでも最終的には瞑想があります。
瞑想で意識を保ち続けられる状態になるように、アーサナ(ポーズ)で身体を整え、呼吸法で心を整え、瞑想の準備をしていきます。
ま、でも瞑想までやるかはひとそれぞれ。
アーサナだけで身体を整えるのもよし、呼吸法でリラックスを求めるだけでもよし。
でも瞑想ってどんな効果があるの?
だってただ座ってるだけ。笑
ただ座ってるだけで何があるの?と私は昔疑問に感じてました。
この続きはまた次回に。。