呼吸と身体とエトセトラ

ことこと家ヨガスタジオ(涌谷/富谷)

身体年齢

ことこと家のヨガクラスには20代~70代までと様々な年齢の方がいらしてます。

人によって身体は様々で、筋肉がきゅ~~っとかたまっている方、柔らかい方、柔らかくても筋力のある方、ない方、などなど人それぞれです。

昨日の昼間のクラスは30代、50代、60代の三名様でした。数字だけ見ると30代が一番若いですが、身体的にはなんと60代の方が一番筋力もあり、柔軟性もありお若い。その方はヨガの他にもずっとダンスをされているので、日常から良く身体を動かしている。

その方に限らず、傾向として若い方、特に20代の方の方が筋力・柔軟性がなく、年代が上がるごとに筋力があるように思われます。まぁ、60代、70代でも活発な方、身体を動かすのが好きな方がヨガにいらしているという事もあると思いますが、でも60代、70代の方はほんとに元気です。これまで親子でヨガしに来てくださった方も何組かいらっしゃいますが、ほぼお母様の方が筋力・柔軟性もある。お子さん(10代~20代)の身体のかたさを見て「あんた大丈夫?」と心配になっていたお母様もいました。これは育ってきた生活環境の違いも大きいのかなと感じます。

最近では若年層のロコモティブシンドローム(運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態。日本語だと運動器症候群。進行すると介護が必要になるリスクが高くなる)のリスクが高まっているとする調査もでています。

ロコモティブシンドローム生活者意識全国調査

 

身体は動かすようにデザインされています。

筋肉・骨・関節・神経など身体を動かす機能は動かすことで、使ってあげることでその組織や機能を健全に保ったり、強化されていきます。使わなければ使わない分衰えていきます。ものすごくシンプルでわかりやすい。

もちろん年齢を重ねていけば軟骨がすり減るとか、椎間板の水分が減って硬くなってしまうとかのいわゆる老化現象はありますが、でも高年齢であれば弱いかというとそういうことではない。

 

普段の生活が身体の年齢をつくります。

 

そんなことを感じる日々のクラスです。

 

おまけ。

f:id:lemouton:20161007131435j:plain

※出典 http://rocketnews24.com/2012/01/29/176340/

93歳の現役ヨガインストラクター。

別に、90歳すぎてこんなポーズができなくてもいいと思いますが、でもすごい。