呼吸と身体とエトセトラ

ことこと家ヨガスタジオ(涌谷/富谷)

謹賀新年 2021/1/1

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新年明けましておめでとうございます。

皆様の健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

本年もよどうぞろしくお願いいたします。

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今年のお正月はどこへも行かず、家に篭るのに適した天候。

冬籠り。

と思いきや、雪も少しあがったので初詣に。

雪の山神社を参拝するのは初めてで、やはり冬には冬の美しさがありますね。

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昨年は新型コロナウィルスの感染拡大で、アメリカや欧州でのロックダウン、国内でも非常事態宣言など、経験したことのない事態が起こりました(今もなお続いておりますが...)。 一時期はどうなることかと思いましたが、初のオンラインレッスン(ヨガもそうですが、お子さんの学校のオンライン授業なども)、初の試みを沢山経験した年になったかと思われます。

まだまだ気を抜けない状況ではありますが、必要な事を粛々とやり続けながら、心は楽しく生活して行きたいと思います。

 

さっきまで、インドのブリンダーヴァンという吉兆な土地にある、ムンゲル寺院のサドゥマハラージのオンラインのクラスに参加していました。
その中から心に響いた言葉をシェアさせて頂きます。

”イマジネーションがリアライゼーションとなる。もし今苦しみがあるのなら、それは今抱いているイマジネーションがもたらしている。その古いイマジネーションを捨てて、新しいイマジネーションを生み出すことがポジティヴということ。古いイマジネーションを捨てられないのがネガティヴ。だからどんどん新しいイマジネーションを創り出して。”

といった内容でした。

頭の中で何を想像するかは自由!

自由なのに、ついつい古いイマジネーションに引っ張られて自ら不自由になっているのでは? ということにはっとさせられました。

自ら足枷をかけている。

 

2021年、どんなリアライゼーションを望むのか。

 

この一年、想像力たくましく生きていきたいものです。

 

【ロルフィング10】セッション8&9

ことこと家ヨガスタジオでは月に一回、山形からRolfinghouse festaのロルファー、大友さんに来ていただいて、ロルフィングのセッションを行ってもらっています。
既に9回が終了し、残り1セッション。

ロルフィングの詳細はこちら。

www.rolfing-festa.com

 

8〜10は統合のセッションでレシピがないと言います。1~7はそのセッション毎のテーマのレシピがありますが、8~10はないそうです。その時に、必要と思われるところにアプローチをして全体を統合していくと。

 これまでロルフィングを受けてきた感覚だと、ロルフィングは身体だけではなく、身体よりももうひとつ繊細なレベルのエネルギーの身体?にも働きかける、とても繊細なワークでもあると。
なので、全体の統合と聞くと、身体の全体の統合はもちろん、エネルギーレベルとの統合も(むしろそっちがメイン?)というくらいに、スピリチュアル要素強なセッションになるであろうとワクワクしていたのですが、なんとこの8,9セッションにきてやたらと即物的な、めっちゃ痛いセッションになりました。

 

ここしばらくずーっと右膝の内側が痛くて。あぐらになると痛くて、蓮華座ができなくなっていました。歩くのとかは支障なく。一度、どこかの、脚部に触れるセッションの時にアプローチしてもらって、その時は良くなったのですが、また痛くなって。

ヨガをやっていると痛いところがない、というふうに思われがちなのですが、あります。痛くなるというのは身体のアライメント(配置)が良くない状態でアーサナをとっていると、そこに負荷がかかり痛みとして現れます。そういう時は自分の身体の使い方をよくよく観察します。で、これかなーと思い当たる節を改善すれば、その痛みはなくなったりします。

なので、この膝の痛みも使い方が間違ってると思い、お世話になっているヨガの先生に聞いてアドバイス頂いたりして、気をつけていたのですが、でもやっぱり痛みがとれなくて。

前回、セッション8の時に膝を主にやってもらって、その時は大分良くなったのだけど、やっぱり使い方が良くないので練習するたびに痛くなり。正しいアライメントでの使い方は頭にはあるのですが、そのように筋肉が働いてくれない、思うように思うところに力が入らなくてミスアライメントになってしまう...という悪循環。

ということでセッション9もほぼ膝に集中。大体大友さんのロルフィングはほぼ触れているだけのソフトタッチが多いのですが、膝とそこに繋がる腿、臀筋、大腰筋、腸などの膜にじわーーっと圧をかけられ、めっちゃ痛い。でもグイグイ押したりせず、ゆっくりじんわりと、そしてどんどん深層部に入っていくと痛みが和らいで緩んでいくのがわかる。

もう最近は正座ができないくらいに痛かったのですが、なんとか正座ができるまでに。
助かりました....。

やはり、ミスアライメントの状態で筋肉がセットアップされているので、まずは緩めてもらい、ラインを整え、そして新たに正しいアライメントで使って筋肉を再教育していくというプロセスが必要のようでした。
大友さんは以前、整形外科勤務、そしてプロアスレティック選手の専属トレーナーの経験もある方なので、リハビリ的な身体の使い方も教えて頂き、命拾いした感じです(大袈裟)。

最後の方は、いつものソフトタッチのセッションに戻り、穏やかな時間に。
そして最後、「お。通った。」という通った感があり(もうこれは通った感としか表現できない)、その瞬間に視野が少し明るくなり(目は閉じていますが)、そして呼吸が今までにない感じで広がって(深まるのとはちょっと違う感覚)、より意識がクリアになった感がありました。こういうのとても興味深いです。

 

現在、セッションを受けている人は私含め6人。

次回、皆、10セッション終了です。

皆のロルフィングを受けての変化や感想のシェア会的なものをやる予定です。
ご興味ある方もご参加頂けるようにする予定です。

日時は改めてご案内いたします。

 

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からだの専門家、大友さん。

 

12/30 呼吸と身体の安定性 

12/30(水)にヨガの生徒さん同士の交流も兼ねて(曜日が違うと会わなかったりもしますね)、広い場所を借りて年末ヨガ納めイベントを企画しておりましたが、涌谷町周辺でも感染が少しずつ出始めていることを考慮して、イベントは中止とすることにしました。代わりに、ことこと家ヨガスタジオにて少人数でのワークショップを行うことにしました。
人数は限られますが、ヨガ納めとしてご参加くだされば嬉しいです。


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【呼吸と身体の安定性 / アーサナの中で安定を見出す】

ヨガの経典ヨーガ・スートラに、「アーサナ(坐法)は、快適で安定したものであるべきである」と記されています。
よくレッスンでもお伝えしていますが、脚や体幹部分(インナーマッスルとも言われます)がきちんと働かないと、首肩周りで頑張ろうとして首や肩に力が入ります。
下半身(土台や体幹)の安定があってこそ、その上に乗っている上半身が力みなく自由に動くことができるようになっていきます。
そして、快適さは安定感なしには生まれません。例えば、凍った滑りやすい雪道は土台が不安定な状態です。そこを歩くときには肩に力が入り緊張を強いられます。
雪が溶けたコンクリートの道はスキップしても転ぶことがないくらいに安定しています。リラックスして快適な状態で自由に歩くことができます。
それと同じように、身体のどこかに安定した部分があることで、力が抜けてくつろぐことができるのです。

また、体幹部分は呼吸とも深く関係しています。横隔膜が大きく動く深い呼吸は身体の安定性には欠かせません。
アーサナが安定していて快適で、呼吸もゆったりと深まっていけば、私たちのマインドも自然と落ち着き、安定していきます。

レッスンの前半は体幹をしっかりと使うアーサナを練習して、後半は使ったところを緩ませて、ゆったりと過ごしていきます。
マインドを静め、平安な心で新しい年を迎えましょう。

若干、難易度のあるアーサナにもチャレンジしますが、やってみたい!というお気持ちございましたらぜひご参加ください。

日時:12/30(水) 10:00~12:00
参加費:チケットお持ちの方はチケット1回分プラス500円。チケット無しの単発参加は2,000円となります。
場所:ことこと家ヨガスタジオ
・お申込受付は先着順とさせて頂きます。

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どんなアーサナであれ、働かせるところ(土台の安定)と緩めるところ(快適さ)を見いだす練習。