呼吸と身体とエトセトラ

ことこと家ヨガスタジオ(涌谷/富谷)

私を支えるベース

先日、クラスお休み頂き、東京まで勉強に行っていました。ありがとうございました。

 

今回は呼吸の2日間集中講座でした。

2日間、呼吸だけ。

 

ヨガでも呼吸法などありますが、今回の呼吸の講座はヨガの呼吸法ではなく、普段私達が日常生活で行なっている呼吸を扱ったものです。

 

1日でおよそ3万回近い呼吸を私達は繰り返しています。休むことなく24時間。その呼吸の状態は私達のマインドや、健康状態に影響を及ぼします。音楽で例えると、呼吸はその音楽を奏でるベースを作るリズムのようなものです。

激しいリズムは気分を高揚させますし、落ち着いたリズムは私達の気分、心を落ち着かせてくれます。

呼吸も然り。

呼吸は私達の命のベースとなるリズムと言っても過言ではないと思います。

 

浅くて早い呼吸は、どこか落ち着きがなく、あまり心が安まるということがない。

逆に深くゆったりとした呼吸は、緊張を解き、心にもゆとりをもたらしてくれます。

(これらは逆も然りです)

 

身体に過度の緊張があったり、また身体に緊張をもたらす思考のパターンがあると、本来はいきいきと繰り返されるはずの呼吸が浅くなったり、呼吸のリズムが不自然なものになってしまいます。身体の本来の欲求に伴っていない不自然な呼吸は、身体に不調をもたらす要因になります。

 

逆に、身体にアプローチして、身体をゆるめ、呼吸が通る身体に近づけることで、不調が改善されたり、マインドにも余裕ができたり。

 

それぐらい呼吸は、とっても大切なもの。

 

「今の自分の呼吸は?」

 

「マインドを左右する今のベースのリズムは?」

 

日常生活の中で自分に問いかけることで、その時の呼吸、自分の状態に気がつくことができます。気がつけば調整することができる。調整することで行動に変化がおきます。

 

そんな小さな積み重ねが今の自分をかたちづくる。

 

また、自分に問いかけ、感じてあげる行為は、自分自信に愛情を向けることと同じです。

愛情を向けなければ、仲良くはなれません。

 

呼吸整えることが大切なのではなく、愛情をもって、呼吸と、身体とコミュニケーションを持つことが大切なこと。そうすれば自ずと呼吸も変わっていく。。

 

呼吸の大切さ、改めて思い知った二日間でした。

 

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写真は原宿にある東郷神社

今回の会場が原宿にあり、久々に原宿へ。

喧騒の竹下通りからちょっと入ると、こんな静かな空間があるんです。

この道はむかーし、昔の通勤路。んん10年ぶりに行ってみました。

いろんな思い出がフラッシュバックしてきて、呼吸が早まりましたよ。笑