呼吸と身体とエトセトラ

ことこと家ヨガスタジオ(涌谷/富谷)

呼吸の数と心の関係

先日のクラスでクラスの始まる前に生徒さんが、「今日、ためしてガッテンで肺ストレッチやりますよ。私録画予約してきたんです」と教えてくれました。一瞬、ハイ(high)のハイストレッチかと思い、ハイパーなストレッチ。。。い、痛い。。と頭をよぎりましたが、肺でした。

私もクラス前にあわてて録画予約。Tさん、教えて下さりありがとうございました!

 

内容は呼吸の数が減ると、いい事が起こるという内容でした。

そのいい事とは、

・血圧が下がる

・冷えの改善

・肩こり改善

・ストレス減

・快眠

 

といったように、呼吸の数が減ると身体の生体反応が良くなるとのこと。

 

普段私たちは一分間に15~16回呼吸をしています。

ストレスが多かったり、姿勢が悪いとさらに呼吸は浅くなって、呼吸の数は増えます(交感神経⤴︎)。

逆に、気持ちがゆったりしていたり、のんびりとしているとき、また、呼吸に使われる筋肉にアプローチして胸郭の動きを良くすることでも呼吸の数は減っていきます(副交感神経⤴︎)。

あと、頭の中の考え事が少なくなって静かになっていくと自然と呼吸数はへっていきます。(ゆったりのんびりしているときって、あまり考え事ってしてないですよね?)

 

ヨガでも呼吸はとても大切で、アーサナで心身を整えて、その後にプラーナヤーマ(ヨガ呼吸法)を行います。アーサナはいわば呼吸をしやすい身体をつくるために行うといっても過言ではありません。呼吸がスローダウンすることで頭の中も静まり、ご自分の内側を静かに保つ事ができます。ご自分の内側が静かになって初めて見えてくること、感じ取れることがあります。その事をヨガでは大切にしています。

 

じゃぁ、いったいどのくらい呼吸が減るの? と気になるところですが、、

 

ガッテンでは忍者の方が出演していましたね。。 その忍者の方は一分間に1回以下の呼吸数になる息長(おきなが)という術??を紹介していました。そこまで呼吸が減ると気配が消えるそうです。 

昔、中国武術を習っていた時に、「武術の達人は鼻の前にティッシュをかざしてもティッシュがゆれない」というまことしやかな話を聞いたことがあります。

相通ずるものがありますね。。

 

一分に一回以下はなかなかの練習が必要になると思いますが、一分間に6回くらいまでは、アーサナ→プラーナヤーマで減ると思います。練習を定期的に続けていけば一分間に2~3回ぐらいまでは苦しくなく自然と減っていきます。むしろ気持ちがいいくらい。(苦しいと感じながら呼吸の数を無理に減らしてもかえって逆効果になるので気をつけましょう)

 

あ、でも番組ではヨガに関しては触れられていませんでしたが。笑

 

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 ことこと家のお庭のしだれ桜。クラスの後に皆でお花見しました。

 

今頃ではございますが、ことこと家ヨガスタジオのinstagram始めました。最近、ブログの更新がゆったりとなっているので、インスタではもう少しせかせかと更新できれば(笑)と思います。

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 今週も皆様のお越しをお待ちしております!