呼吸と身体とエトセトラ

ことこと家ヨガスタジオ(涌谷/富谷)

ヨガと自律神経(&本日クラスのお知らせあります)

☆お知らせ☆

本日24日の夜のクラスですが、今夜にかけて雪が降り続いても開催します。私は公民館で待機していますので、来られる方は安心してお越しください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先週のクラスにて。

 

ヨガと自律神経の話をしました。

(クラス初めに、どこか痛めているところありますか?とお聞きしたところ、ハートが痛んでいるという方かいらっしゃったので、、、笑)

 

心と身体は繋がっています。

何かいやなことがあって、心を閉ざしているときや落ち込んでいるときは胸は閉じられ、背は丸まり、部屋の片隅で膝を抱えます(たぶん)。

 

反対に嬉しい事があった時、気持ちが晴ればれしているときは自然と胸は広がり、背骨は植物が太陽に向かって伸びていくようにすっと伸び上っていきます。

そう、サッカー選手がゴールを決めたときのガッツポーズは喜びの表現ですよね。

 

嬉しい時に部屋の片隅で膝を抱えてじっとしている人はいないと思います。笑

 

逆に気分がネガティヴに寄っているときに、ガッツポーズのように胸を開いて身体を気持ちよく伸ばすと少し気分が晴れたりもします。

 

自律神経でいうと、、

骨盤が後傾して背骨が丸まる姿勢(落ち込んでいるときの形)は副交感神経が、

骨盤が前傾して背骨が伸び、胸が広がっている姿勢(嬉しい時の形)は交感神経が優位になります。

 

※交感神経は心拍を高めたり緊張をもたらす働き、副交感神経は心拍はゆったりとなるリラックス・弛緩をもたらす働きがあります

 

また呼吸も吐く息は副交感神経を、吸う息は交感神経を活性化させます。

さらに、胸式呼吸は交感神経を、腹式呼吸は副交感神経を、、、と私たちは交感神経と副交感神経がシーソーのように上がったり下がったりするなかで生活しています。

(クラスでやるお腹と胸をフルに使って行う呼吸法は腹式と胸式のミックスです)

 

自律神経のバランスが崩れるというのは、このシーソーの働きが崩れて、どちらかの神経がずっと優位になったままになることをいいます。

 

自律神経はその名のとおり、私たちがコントロールせずとも自律して働いて私たちの体内の働きを調整していますが、これまでお話ししてきたように、身体の姿勢や呼吸に意識的に働きかけることで自律神経の働きをある程度は調整していくこともできます。

 

ヨガではアーサナで、交感神経・副交感神経を刺激するアーサナを選んでとっていったり、また緊張と弛緩を意識的に繰り返すシークエンス(ポーズの流れ、順番)をとったり、また意識的に呼吸をコントロールすることで自律神経の働きに働きかけることができます。それから、ヨガのアーサナで身体の可動性が高まることで呼吸が深くなり、自ずと自律神経の働きが良くなることもあります。

 

 

f:id:lemouton:20180124124827j:plain

ウシュトラアーサナ。交感神経がUP↗ 

 

f:id:lemouton:20180124124859j:plain

 ウッターナアーサナ。副交感神経がUP↗ 

 

 今週も皆さんのお越しをおまちしています!