呼吸と身体とエトセトラ

ことこと家ヨガスタジオ(涌谷/富谷)

[ロルフィング10]1-2

前回のセッション1-1はこちら。

[ロルフィング10]セッション1 - ヨガ と ひつじ @ことこと家

 

前回は11/17だったので、一ヶ月と少し経ってます。その間に気がついたことなどを記しておきます。

 

前回は仙腸関節の詰まりについて書きました。

セッション終わったあとは、骨盤周りがふかふかしている感じで心地良い状態で、ずーーっとあった仙腸関節の詰まり感もなくなり、わーい、と喜んでいたけど、また詰まり感が戻ってきた。けど、ぎゅっと腰回りを締める癖があることにに気がついた( これは骨盤周りが一度ふかふかになったことによって気がつくことができたと思っています)、と。

その締める癖が仙腸関節の詰まり感の原因だと思って、ぎゅっと締めていることに気がついたら緩める、をしていれば良くなると思っていたのですが、結構詰まり感が戻ってきて、ちょっとがっかりしてました。

 

で、前回のブログでは詳細は書かなかったのですが、前回のセッションの時、首の後ろに手を触れられている時に、顎が動きだしたんです。自分では、「あ、顎がおどってるーー」と若干笑いをこらえながら、その自分の身体の反応を見ていました。すると、顎の内側、つまり奥歯の周辺にスペースができてきたんです。口の中の奥の空間が広がった。そうか、これが緩んでいる状態なんだと気がつき、「あ、私、普段顎の奥が力んでいるんだなー」と感じていました。(多分、ロルファーの方が触れることで、なぜかわからないけど、身体の緊張が緩む、もしくは元にあった自然の状態に身体自らが戻る、のだと思っています)

 

で、日常生活でもあの、口の奥の空間を広くする感覚を思い出して、再現していました。普段、奥歯を噛み締める、まではいかないのですが、わずかに顎の奥の方に力が入って空間をつぶすのも癖だったようです。

 

そうしたら。

 

なんと、仙腸関節の詰まり感が蘇ってこなくなったんです。完全には無くなってはないのですが、「あー、この詰まり感やだなーー」と拳でごりごりと自分でほぐすほどまではいかなくなっている状態が、今ここです。

暫く様子を見ていましたが、うん、蘇ってこない。

 

よくよく観察してみると、顎に力が入っていると、仙骨付近の腰回りにもわずかに緊張が入ることに気がついた。そりゃそうだ。顎と仙骨は背骨で繋がっている。

でも、そんな僅かな顎の力みで、そこまで仙腸関節が詰まるかなー?と疑問ではあるのですが。

 

今は仙腸関節の詰まり感がひどくないので、ルンルンです。笑

 

少ーしずつ、ロルファーの大友さんが良く書いたり、言っていたりする、

「からだが本来持っているしぜんな状態」とか「しぜんなからだ」

の言わんとすることが見えてきている今ここです。

 

本日これこら2回目のセッション。

まだ2回目、です。

 

楽しみです。

 

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12月スケジュール

空気が肌に刺すように冷たくなってきました。

気持ちもキリッとしてきます。

 

12月スケジュールです。

基本スケジュール通りとなります。

【ことこと家ヨガスタジオ】

(火)ベーシックヨガ 19:30〜21:00

12月〜来年8月まで 火曜日のクラス→月曜日へと変更になります。 

(水)フローヨガ 19:30〜21:00

(金)ベーシックヨガ 19:30〜21:00

(土)ベーシックヨガ 10:00〜11:30  

 

涌谷町総合型スポーツクラブ】

(木)ベーシックヨガ 13:30〜15:00

 

◉バガヴァッド・ギーター 第三夜

Yogaのエッセンスがぎゅっとつまっていると言われているバガヴァッド・ギーター。

お茶を飲みながら、時に真剣に、時にわいわいとギーターを読み解いていきます。

12月21日(土)  17:45〜19:00

ドネーション 500円

詳細はホームページでご確認いただけます。

 宮城県遠田郡涌谷町のヨガスタジオ - ことこと家ヨガスタジオ

 

ロルフィング 個人セッション

山形はとんがりビル「Rolfing house festa」のロルファー、大友勇太さんがことこと家にて個人セッションをします。身体の声を尊重する時間。

ご興味ございまいたらぜひ。

12月28日(土)  &  29日(日)

詳細はHP・ロルフィングのページでご確認いただけます。

宮城県遠田郡涌谷町のヨガスタジオ - ことこと家ヨガスタジオ

 

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トランスカンディアの花が咲いていました。

なんて可愛らしいのでしょう。

 

12月も皆様のお越しをお待ちしております!

 

[ロルフィング10]セッション1

さぁ、まずはセッション1〜自由な呼吸〜です。

ロルフィング10シリーズについてはこちら↓

東北 山形|ロルフィングハウス フェスタ|ロルフィング

 

まずは立った姿勢で身体のアライメントの確認。そして寝っ転がった姿勢で首や肩関節、股関節などの可動域をチェック。

そしてセッション開始。

大友さんのロルフィングはソフトタッチです。ほんとにただ身体に触れてるだけ。

そのタッチに身体が反応するらしいのですが、あまり体内に動きを感じないところもあれば、微かに反応したり、面白いくらい動き出す所があったり(そんなに大きくは動かないですが)。

すると、その反応に大友さんが反応して、さらにその反応に身体が反応して、そしてさらに、、、のやりとり。まさにセッション。即興のボディワーク。

ロルファーの方がただ触れているだけなので、身体の内側の微細な反応に意識が届きます。これが押したりなどの圧がかかると、その微細な反応を自分でキャッチできなくなる。なるほど、、、だから触れているだけなのね、と納得。自分で自分の身体で起こっていることを、脳が認識することが大事なんだそう。

 

おおよそ1時間半くらいの間、大友さんが身体の声を聞いてくれます。身体は身体でちゃんと聞いてくれる人がいるので、安心してか、ここぞとばかりにか、言いたいことを言い出す感じです。で、言い分を聞いてもらった身体は、なんというのか解けていくという感じ。内側にスペースができて、耕した土のようにふかふかしていくような。

 

セッション後の身体に結果として現れた変化は、骨盤周りがふかふかになり、だいぶ動きやすくなりました。実際に股関節の稼働域も広がり、仙腸関節にあった詰まっている感覚が解けました。

仙腸関節の詰まり感はここ何年もあって、ヨガの時のこの身体の使い方が原因だろう、と自分で予測を立てて気をつけていたのですが、なかなか改善せず、今回のセッションでそこが緩んだことで、ヨガの時ではなく、日常生活できゅっと締めている癖がある事に気がついた。(でもやっぱりきゅっと締める癖が抜けないようで、また少し詰まってる感が戻ってきたけど、あ、今きゅっと締めてる、と気がつくようになった) あとは、呼吸が大分深まりました。肋骨下部の広がりが大きくなった。自分の呼吸を、うぉーーー広がるーーー、と嬉々として観察してました。でも、呼吸はセッション4の骨盤底筋群へのアプローチで本格的に広がるという事で(骨盤底筋群は横隔膜と共に同じく、呼吸に深く関わる筋群です)、まじですか?! これからまだ深まるんですか!!?といった感じです。

 

まだまだ書きたいところですが、、、長くなるのでまとめ。

 

身体というのは、「私」とはある意味別のものであって。身体の使い手である(と思っている)「私」がこれまで好き勝手に生きてきた蓄積が身体にはあって(例えば、デスクワークばかりなので猫背気味とか、いつも緊張ばっかりしてるから浅い呼吸になっているとか、ハードワークで寝不足なので頭の奥がいつももやもやしてるとか)。身体はもしかしたら勘弁してくれよとか、もうちょっと優しく扱ってよとか思っていたり。その、身体の使い手が聞いてくれない身体の声を、優しく、丁寧に聞いてくれるのがロルファーの大友さん。

で、身体は言いたいことを言ったら満足してふっと元の状態に戻っていく、、、。(その言いたい事が不快感として身体に現れていたとしたら、それがふっとなくなるような)

そんな感じです。

 

いやー、次回もどんなセッションになるのか楽しみです。

 

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次回もよろしくお願いいたします。

・・・・・

年末にセッションを予定しています。

ご興味ございましたら、お気軽にお問合せください。

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